ミネラルウォーターのミネラル成分を体内に取り入れるためには、飲み方にポイントがあります。水の質や摂取量とともに、飲み方にもぜひこだわってみてください。

ミネラルウォーターで水分を補給するなら、水の質や摂取量とともに、飲み方も重要なポイントになります。ミネラルウォーターは基本的に、常温で飲むのがおすすめです。

常温だと身体へ吸収されやすくなるだけでなく、内臓も冷やされないため体温も下がりません。体温が下がるとエネルギー代謝や免疫力が低下してしまうので、健康のためにも身体を冷やさないようにしましょう。

ミネラルウォーターの飲み方として温度以外に、飲むタイミングや量にも気をつけたいところです。のどが渇いてから水分補給をする方は多いかもしれませんが、それでは遅いといわれています。また、のどが渇いたときに大量の水を摂取するのもよくありません。ミネラルウォーターで水分補給をする際は、こまめに少しずつ摂取することで、ミネラル成分を体内に取り込むことができます。

具体的には、コップ1杯（200～250CC）の水を1日6～8回に分けて飲むことです。まず、朝目覚めてからコップ1杯の水をゆっくり飲みます。そして、朝食・昼食・夕食の前にも飲みます。それから、入浴前後と就寝1時間前にも飲むといいでしょう。厚生労働省は、1日におよそ1～1.5リットルの水分摂取を奨励しています。ぜひこまめに少しずつ飲む習慣をつけてください。

色々な種類があるミネラルウォーターの中でも、口当たりがまろやかで甘い軟水をおすすめしています。軟水のミネラルウォーターはそのままでも飲みやすいのが特徴ですが、すっきりと飲みたい場合は少し冷やし、水自体のまろやかな味わいを楽しみたい場合は、常温より少し温めると、おいしさを引き立てることができます。

また、ご飯を炊くときに利用すると米粒がふっくらして柔らかくなり、出汁を引くときに利用すると昆布や鰹節の旨みが際立つため、和食との相性抜群です。